【今日は何の日・沖縄】10/25は「空手の日」｜平和を望む空手発祥の地・沖縄で催されるイベント紹介

こんにちは、マイマイです。

新たに始まりました、「今日は何の日・沖縄」。

記念すべき一発目は、本日、10/25「空手の日」！

「空手発祥の地、沖縄から平和の武を、世界へ」をテーマに、また沖縄復帰50周年を記念して、催し物が行なわれます。

空手の日とは
「空手の日」奉納演武
「空手の日」記念演武祭

空手の日とは

2005年3月、沖縄県議会において、10月25日を「空手の日」とすることが決議されました。

決議文
はるか700年のいにしえ、空手はこの地・沖縄で生まれた。先人たちは沖縄の豊かな自然と風土との共生の中から空手という世界に誇る伝統文化を創造した。それは初め「手（ティ）」と呼ばれていた。
一方、「万国津梁の民」とうたわれた先人たちは、中国や東南アジアを初めとする世界中を駆けめぐって異国の人々との交流を盛んに行い、世界の文化と富をこの地に運んで平和と繁栄を築いた。
これらの交流とともに、1400年から1500年ごろに中国武術が渡来した。それまで独自の道を歩んでいた空手は中国武術の長所を積極的に取り入れて、見事な華を咲かせた。それが現代に伝えられている空手である。
1936年10月25日、いまでは世界の空手家や多くの人々になじみとなった「空手」という表記が公式に決定された。
それゆえに、この日を「特別な日」として歴史にとどめようとすることは有意義である。
周知のように、世界の空手人口はおよそ5,000万人と推定され、国境や言語、宗教、体制、人種の壁を超え、その普及する国々は150ヶ国に上ると言われている。戦後わずか半世紀の間にこれほどまで世界の隅々にまで猛烈な勢いで広がったところに、空手のはかり知れない魅力、すばらしさがあると言える。
言うまでもなく、沖縄の文化でこれほどまでに広範な広がりを持ち、世界中の人々に影響を与え親しまれている文化はほかにない。
また、空手には「空手に先手なし」という偉大な哲理と「ヌチドゥ（命こそ）宝」の生命尊重の思想を根本理念とする「平和の武」があり、今日の国際社会からますます求められ、貢献を広げていくものと確信する。
よって、本県議会は、沖縄伝統の空手が今後ますます発展し、世界の平和と人々の幸福に貢献することに願いを込めて、「10月25日」を「空手の日」とすることを宣言する。
上記のとおり決議する。
公式サイトを引用

「空手の日」奉納演武

日程	2022年10月25日（火）
時間	11:00~12:00
場所	沖縄空手会館　特別道場

2022年10/25(火)の「空手の日」は、沖縄本土復帰５０周年記念事業として、沖縄空手会館の特別道場で県指定無形文化財保持者並びに、沖縄伝統空手道振興会加盟４団体会長含む、12名での奉納演武を行い、空手を創造し育み、受け継いできた先人に敬意を表するとともに、「空手の日」及び「空手発祥の地・沖縄」を広く国内外に発信する。

＊会場へは、招待客のみのご入場となります

「空手の日」記念演武祭

「平和の武」である沖縄空手をとおして「平和のこころ」を伝え、世界の平和と人々の幸福に貢献することに願いを込め、空手の魅力を広く国内外に発信するため、「空手の日」記念演武祭を開催します。世界のウチナーンチュもイベント参加が可能です。

日時：2022年11月3日（木曜日祝日）、14:00～15:40
場所：国際通り(パレット久茂地前～那覇てんぶす館前)、てんぶす館前広場
参加費：無料

プログラム

14:00〜14:20	開会式（てんぶす那覇前特設ステージ）
14:20〜14:25	準備運動
14:25〜14:30	空手型一斉演武（国際通り：パレット前～那覇市てんぶす館前）（参加者全員）
14:40～15:20	各団体演武会（各演武エリア）(沖縄伝統空手振興会加盟4団体)
15:25～15:35	閉会式・世界平和祈念正拳突き（50本）（参加者全員）