こんにちは、マイマイです。
「沖縄文化を感じられる映画観たいけど、何を観ていいかわからない・・・」と悩んでいませんか?
そんな人に向けて、沖縄に関する映画を年代別に分けて、紹介していきます!
今回は1960年代の沖縄映画。
1960年代の映画も土地柄のせいか、戦争関連の映画が多い印象です。
今回も、情報を探しきれなかった映画もあります。ご了承ください。
◆この記事は以下のような人にオススメ
- 沖縄映画を単純に観たい人
- 自分が生まれる前の沖縄映画を知りたい人
- 昔の沖縄を知りたい人
この記事は「沖縄映画情報を知りたい人」に向け、1930年~2020年代の沖縄映画を年代別に数回に分けて紹介します。
それでは、どうぞ!
◆1930〜1950年代の沖縄映画紹介記事はこちら
沖縄に行きたくなる映画14選!【1930年〜1950年代】
1960年「仲直り三良小」
*舞台の情報しか出てきませんでした
1960年「山原街道」
女性だけの沖縄芝居一座「乙姫劇団」が製作し、アメリカ統治下の沖縄を描いた作品
- 監督:大日向伝
- キャスト:上間初枝など
*あらすじは情報探せませんでした。
1962年「太平洋戦争と姫ゆり部隊」
あらすじ
太平洋戦争の戦局急迫するや、大本営では米軍の台湾進攻に備え、沖縄の第九師団を台湾に転出させた。現地の軍司令部では、残余の二個師団で沖縄を守備するとは不可能であると主張する川西参謀と、大本営の作戦計画を納得させようとする、着任早々の大島参謀とが激突したが、牛島司令官は「たとえ大本営が見捨てようとも、牛島は沖縄を見捨てぬ」といい切った。
牛島中将麾下の第三十二軍と共に、若い学徒義勇隊、郷軍、姫ゆり部隊など軍官民一体となって、祖国防衛に立ち上った。姫ゆり部隊は、沖縄第一高等女学校の生徒たちで編成されたものである。四月一日、数百の船艇と強力な空軍に護られた数十万の米軍は、沖縄に来攻した。全く孤立無援となった第三十二軍は南部地区の陣地に拠り、数倍の米軍を迎撃、血みどろの攻防戦が続いた。
幽霊山の陣地を視察した大島少佐は、姫ゆり部隊に会った。那覇で敵の空襲に遭ったとき助けた少女百合子もいた。彼女の姉大峰先生は少佐をわが家へ招き、心から歓待して護り札を贈った。まもなく卒業式を終えた姫ゆり部隊は陸軍病院に配属された。最前戦では友軍の全滅が相次いだ。米軍の沖縄進攻説を否定した大本営の作戦の誤算は大きく、戦艦大和を旗艦になぐり込みをかけた主力艦隊も惨敗を喫した。
五月四日、牛島司令官は総攻撃を決定、物量を誇る米軍に決戦を挑んだが、この戦闘も失敗に終った。六月に入って我軍は南方の山岳陣地に撤退した。激戦の末、牛島司令官は辞世の句を残して自刃。斬込み隊を編成した大島、川西両少佐も壮烈な戦死を遂げた。一方、相次ぐ日本軍の玉砕でとり残された姫ゆりたちは、逃げまどいながらも、海辺に倒れている重傷の米兵に水を与えるのだった。
彼女らは敵の包囲下にあることを知るや、敵に辱しめを受けるより、清い体を御国に捧げようと決心するのだった。乙女等は父母の名を呼んで今世の別れを告げ、毒薬で若い生命を絶って行った。邦子は妹百合子をかばうように折重なって死んでいた。間もなくそこへ進軍して来た米兵は、姫ゆり達の清らかな死に対して最敬礼を送るのだった。
引用:映画.com
- 監督:小森白
- 脚色:小森白、館岡謙之助
- 原作:大蔵貢
- キャスト:南原宏治、上月左知子、田崎芳江、長谷川待子、嵐寛寿郎、安部徹、仲宗根美樹、市川春代など
1962年「吉屋チルー物語」
全編ウチナー口映画の作品
吉屋 チルー(よしや チルー、1650年 – 1668年)は、琉球王国の遊女で歌人(琉歌)。「吉屋チル」「よしや」「吉屋」とも表記する。
チルーは琉球語で鶴のこと。「吉屋」という置屋の遊女だった。古くはただ「よしや」とだけ表記されていたとの指摘もある[1]。吉屋チルーの伝記である平敷屋朝敏『苔の下』には「遊女よしや君」とある。
貧しい農民の娘として生まれ、わずか8歳にして那覇の仲島遊郭へ遊女として売られた。
伝承では、よしやは遊郭の客だった「仲里の按司」と恋に落ちたが、黒雲殿と呼ばれる金持ちに身請けされたために添い遂げられず(または仲里の按司とは身分が違うために一緒になれなかったとする伝承もある)、悲嘆にくれたよしやは食を絶ち、18歳で亡くなったという。
引用:Wikipedia
- 製作・監督・脚本:金城哲夫
- キャスト:清村悦子、島正太郎、瀬名波孝子、八木正男など
1966年「網走番外地 南国の対決」
伊藤一の原案を「大悪党作戦」の石井輝男が脚本にし、監督した“網走シリーズ”の第六作目。撮影はコンビの稲田喜一。
あらすじ
竜神一家のために命を張って、網走刑務所に送り込まれた橘真一は、出所の日に先代親分が沖縄で事故死したことを知った。何か裏がありそうだ、そう考えた橘は直ちに沖縄へ向った。その途中の船で、橘は母を探して沖縄へ渡る一郎少年と、南という男と知り合った。
やがて沖縄へ着いた橘は、南が豪田一家の殺し屋でありまた、竜神一家の二代目を継いだ関村が豪田と手を結んで、こともあろうに先代親分と関係の深ったギボ建設を潰そうとしていることを知った。彼らの謀みを粉砕するため、橘は先ず、豪田組にもぐり込んで親分の死の真相を探っている大槻と樫山に連絡をとった。
一方、豪田と関森は橘の動きに身の危険を感じて、南に橘を消すよう命じた。しかし、橘の気っぷに惚れ込んだ南にその気はなかった。そして二人は馴れあいの決闘をやって海に身を投げたのだが、それを見ていた豪田はまんまと騙されてしまった。
やがて、橘は船員の佐竹が親分の死の真相を握っていることを知ったが、佐竹は恋人の夏子と共に豪田に捕えられていた。そんな時に網走から遥々駈けつけた鬼寅が、南と共に佐竹を救い出した。しかし、南は関森に殺されてしまった。佐竹は、竜神親分が工事現場で、関森と豪田一味に殺されたことを話した。
また、大槻と樫山の報告からその確信を得た橘は単身豪田一家に乗り込んだ。愛用の白柄のドスを握った橘を見て、豪田の手下は誰一人手向おうともしなかった。一瞬のうちに豪田と関森を斬った橘は、再び網走に送られることは知っていたが、明るい気持ちだった。橘のお蔭で母を探し出した一郎や鬼寅に見送られて、親分の仇を討った橘は晴々とした顔で船に乗り込むのだった。
引用:映画.com
- 監督・脚本:石井輝男
- 原案:伊藤一
- キャスト:高倉健、千葉真一、町田政則、吉田輝雄、嵐寛寿郎、田中邦衛、由利徹、谷隼人、大原麗子など
1968年「あゝひめゆりの塔」
解説
太平洋戦争末期の沖縄戦に看護要員として動員された「ひめゆり学徒隊」の悲劇を描いた戦争ドラマ。舛田利雄監督が吉永小百合と浜田光夫の日活黄金コンビを迎え、石野径一郎の同名小説を映画化した。昭和18年。まだ戦争の影の薄い沖縄で級友たちと運動会を楽しんでいた沖縄師範女子部の与那嶺和子は、師範男子の西里順一郎と出会う。
翌19年になると戦局は悪化。ついに沖縄も戦場になろうとする中、陣地構築の作業に従事するようになった和子と順一郎は、互いに愛情を抱き始める。やがてサイパン島が陥落。小学校教員である和子の母ハツは、内地への疎開が決まった学童たちに同行するため輸送船に乗るが、船を撃沈され帰らぬ人となってしまう。
10月、ついに空襲が始まる。全島に非常戦時体制が敷かれ、女子学生は臨時看護師として南風原陸軍病院へ、男子学生は鉄血勤皇隊として陸軍と行動を共にすることになる。
引用:映画.com
- 監督:舛田利雄
- 原作:石野径一郎
- 脚本:八木保一郎、若井基成、石森史郎
- キャスト:吉永小百合、浜田光夫、和泉雅子、二谷英明、高品格、郷鍈治、小高雄二、藤竜也、和田浩治など
1968年「琉球之戀」
*あらすじなど情報探しきれませんでした。
1968年「神々の深き欲望」
あらすじ
今日もまた大樹の下で、足の不自由な里徳里が蛇皮線を弾きながら、クラゲ島の剣世記を語っていた。この島は、今から二十余年前、四昼夜にわたる暴風に襲われ津波にみまわれた。台風一過、島人たちは、根吉の作っている神田に真赤な巨岩が屹立しているのを発見した。神への畏敬と深い信仰を持つ島人たちは、この凶事の原因を詮議した。
そして、兵隊から帰った根吉の乱行が、神の怒りに触れたということになった。根吉と彼の妹ウマの関係が怪しいとの噂が流布した。区長の竜立元は、根吉を鎖でつなぎ、穴を掘って巨岩の始末をするよう命じた。その日からウマは竜の囲い者になり、根吉の息子亀太郎は若者たちから疎外された。そんなおり、東京から製糖会社の技師刈谷が、水利工事の下調査に訪れた。
文明に憧れる亀太郎は、叔母のウマから製糖工場長をつとめる亀に頼んでもらい、刈谷の助手になった。二人は島の隅々まで、水源の調査をしたが、随所で島人たちの妨害を受けて、水源発見への情熱を喪失していった。刈谷は、ある日亀太郎の妹で知的障害者の娘のトリ子を抱いた。トリ子の魅力に懇かれた刈谷は、根吉の穴掘りを手伝い、クラゲ島に骨を埋めようと、決意するのだった。
だが、会社からの帰京命令と竜の説得で島を去った。一方、根吉は、穴を掘り続け、巨岩を埋め終る日も間近にせまっていた。ところが、そこへ竜が現われ、仕事の中止を命じた。根吉は、二十余年もうち込んできた仕事を徒労にしたくなかった。根吉は頑として竜の立退き命令をきき入れなかった。
豊年祈祷の祭りの夜、竜はウマを抱いたまま死んだ。そのあとで、根吉は、妹ウマを連れて島を脱出した。小舟の中で二人は抱きあったが、島から逃れることはできなかった。亀太郎を含めた青年たちに、根吉は殴り殺され、海中の鮫に喰いちぎられた。ウマは帆柱に縛られたまま、いずことも知れず消えていった。
五年後、クラゲ島は観光客で賑っていた。亀太郎は一度東京へ行ったが、いつの間にか島に戻り、今は蒸気機関車の運転手をしている。そしてトリ子は岩に化身して刈谷を待ち焦がれているという。里徳里が今日もまたクラゲ島の創世記を観光客に蛇皮線で弾き語っていた。
引用:映画.com
- 監督:今村昌平
- 脚本:今村昌平、長谷部慶治
- キャスト:三國連太郎、河原崎長一郎、沖山秀子、嵐寛寿郎、松井康子、加藤嘉、原泉、浜村純、中村たつなど
◆1930〜1950年代の沖縄映画紹介記事はこちら
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